よくある質問 -FAQ-

加圧をすることによって体にはどんな作用がありますか?

血液が流れやすくなります。
加圧ベルトで血流を制限し、その後圧力を除くと血液が流れやすくなります。
加圧前の血液の流れにくさを1とすると、加圧すると流れにくさは1.7倍になります。
それが除圧すると0.6まで下がり、血流が増大します。

血流を制限するとは血を止めることですか?

違います。 完全に血を止めてしまうわけではありません。
適正な圧力で制限することです。

適正な圧とはどのくらいですか?

人によって異なります。
加圧する圧力には、その人に合った適正な値があります。
専門のトレーナーが適正な圧力を設定しますので、その圧力を守ってトレーニングします。

血流を制限すると体に悪影響は出ませんか?

加圧トレーニングにとって、最も重要なのは適正な圧力です。
これによって適切に血流を制限し、効果が上がります。
制限しすぎると、血液が筋肉に流れなくなり虚血状態に陥ります。
素人判断で加圧を行うのは大変危険です。

加圧トレーニングを始めるにはどうしたらいいですか?

加圧トレーニング資格者に指導してもらいます。
加圧トレーニング資格者の指導のもと、適正な圧力を設定してもらうことが必要です。

血流を制限するにはどんな方法でもいいんですか?

専用の加圧ベルト以外は使わないでください。
血流はただ制限すればいいというわけではありません。
専用のベルト以外のものを使うと、筋肉が動いたときや太くなったときに衣服の状態により過大な圧力がかかることがあり大変危険です。

自己流でも加圧トレーニングはできますか?

専用の加圧ベルトを使って加圧トレーニング資格者の指導がない場合は、思わぬ危険を招く可能性があります。
ゴムなどで勝手に加圧するのは絶対にやめましょう。

加圧トレーニングはやればやるほど効果がありますか?

基本的にトレーニングの間隔は2~3日あけるようにします。
通常のトレーニングの何倍も効果があるので、毎日やる必要はありません。
適度なトレーニングで長く続けるほうが、効果は上がります。

加圧トレーニングをすると女性でもムキムキになってしまいますか?

筋肉は男性ホルモンと成長ホルモンが蛋白質を筋肉へ変化するのを助けることにより大きくなります。
女性の場合は成長ホルモンは出ても男性ホルモンはほとんど出ませんので筋肉は大きくなりにくく、ムキムキにはなりにくいとされています。
筋肉が引き締まって脂肪を燃焼し、キレイなラインの身体になります。

加圧トレーニングと通常のトレーニングではどのくらい効果に差がありますか?

歴然とした差が出ます。
加圧トレーニングと通常トレーニングで筋肉のつき方(筋肥大)の様子を比べると、ハードな通常トレーニングよりも、軽い負荷の加圧トレーニングのほうが効果が上がるという実験結果が出ています。